デンナースライフ

リトアニア夫とのデンマーク生活

水曜日クラス:国境

水曜日クラスのことを書き留めていこうと思う。

最初のテーマは、デンマークとドイツの国境についてやった。

 

まず、初めに先生が歴史について教えてくれてたんやけど第二次世界大戦後からデンマークとドイツの国境は政権によってコロコロ変わってきたらしい。昔の地図をググってみるとデンマーク側に侵略してたり、ドイツ側に侵略してたりと確かに国境が頻繁に変えられてたのがよくわかる。

 

そこで、その国境が変わってきた範囲の土地に住んでる人たちはデンマーク人であったり、ドイツ人であったりと混在してるんやけどみんな国境が変わる度に引っ越して過ごしてきたらしい。ただ引っ越すだけなら問題ないけど、そこにくっついてくる問題としては言語と教育。あんなにコロコロ変わって言語も教育も変わったらたまらんやろな。

 

そこに住んでる人達はいろんな感情があってその感情とともに生きてきてはるんやって。そらそーやんな、複雑やと思うわ。ほんで、この国境に悩まされてきた今はデンマークの土地となって存在する Sønderborg。この街には、ドイツ人として生きてきた人とデンマーク人として生きてきた人が混在してるんやけど、街の標識を立てるのに対してどっちの言語で記載すべきか?というのが議論されてるらしい。

 

国境というテーマの内容は、Sønderborgの街の標識をどちらの言語にするべきか?と賛成派・反対派がいる中で少数派をどのように守っていくことができるのか?といったところ。

 

まー難しいよな。私が考えるにはどっちもの言語で記載したらいいと思うねん。少数派を守るためには、互いの文化や言語を共有できるような特別地区みたいにしたらいいと思うねん。そしたら、みんな傷ついたりすることはないんちゃうかなーって考えてみた。

 

この考えたことを生徒同士列をなして1対1でデンマーク語で話してみましょうっていう流れで難しかったら英語でもOK。モジュール3の人達と頑張ってみるけど難しい!まっめげずになんでもとりあえず話したらいいと思うから頑張って意見交換してみた。他の生徒の意見としても、同じようなこと言うてはったかな。聞き取れてないだけかもしれへんけど。

 

という感じで初めての水曜日クラスは緊張したけど、考えることを口に出して相手に伝えるって日本語でも難しいのによー頑張ったと思うわ。自分を褒めとく。日本ではなかなか自分の考えを発言するってなかなかないと思うけど、海外でよく発言していくことを小さい頃から教育されてるってきっと早期のアイデンティティの確立につながるんやろなーって思う。

 

Hej Hej!

f:id:kevi-denmark:20200526040607j:image