デンナースライフ

リトアニア夫とのデンマーク生活

初出勤

初日出勤、めっちゃ緊張しながら行ったんやけど周りの人がみんな優しい人すぎて、その対応にびっくりした。

 

会う人みんな同じような顔に見えるから誰に挨拶したかどうかわからへんけど、とりあえずみんな笑顔で日本の看護師さんよね!楽しみね!ようこそって言ってくれるし朝から感動。

 

キアステンというベテラン看護師さんについてシステムとやらを教えてもらった。午前は7人ほどの利用者さんの自宅を訪問してお昼には戻ってきて、午後は記録と処置物品の不足分を用意するなどして15時には退勤。

 

7時 出勤

7時15分から45分 情報収集

8時 車で訪問

12-13時 帰宅

30分 休憩

15時 退勤

 

という流れで、ちゃんと情報収集の時間が確保されてることに感動。

しかも、個人個人のスケジュールが既に決められてる。

それはスケジュール・コーディネーターさんが訪問介護、看護と4人働いててスタッフ全員のスケジュールを決めてくれはる。

 

自分のスケジュール表印刷したら、名前と必要事項と注射や薬管理などのやらなあかんことが書いてある。それをみて+に何しなあかんかを考えて動く流れ。

 

日本の訪問看護では働いたことがないからわからへんけど、そういうところもあるんでしょうか。病院では自分で情報取ってやらなあかんことを見つけて抜けがないかをやっていかなあかんけど、こうやってコーディネートしてくれるって素敵。

 

それと、薬はネットでデンマーク国内の病院・薬局・施設が全て繋がってて共有されてる。だから、内服管理できない人は訪問看護師がオーダーして家族が薬局に取りにいく流れ。デンマークは内服薬は有料やから。

 

一緒に回って利用者さんもちゃんと私の存在に興味持ってくれたりと嬉しい限りやけど、まだデンマーク語をしっかり話せへんから50パーは想像して話聞いてる。

 

お昼12時半に戻ってきて、キアステンがあと2人ちょっと一人で回ってくるから記録読んで待っててねって言われたし待ってたら、周りのスタッフにお腹空いてるやろ!?こっち来て一緒に食べよう!!って言ってくれた。

 

日本では普通お昼休憩行っていいでって言われたから行くもんやし、じっと待ってたんやけど、デンマークではお腹空いたら先輩よりも先に食べるってことは普通らしい。そもそも、敬語って言葉もないから看護学生もスタッフと上下って雰囲気も出さずに普通に喋ってるしナチュラルな光景やった。

 

日本ではありえへん光景ばっかりが広がってたんやけど、これがデンマークの働き方なんやなって思った。仕事内容も人も良し、すべてが良すぎるぐらいやけど丁寧にまじめに引き続き続けて頑張っていこうと思います。

 

潰瘍の処置とかもさせてもらえるし、でも言葉が100パー分かってるわけじゃないからやらせてもらうのに責任めっちゃ感じて緊張してやったことないように思われたりもするからちゃんと説明は必要。私が言語とデンマークの看護事情を知るために実習してることを分かってる人もいれば、分かってない人もいるから説明できるようにしていかなあかん。ほんで、あとは皮膚ケアについて乏しいから勉強しなおそうと思う。

 

とりあえず、デンマーク語早すぎてついていけへんけど頑張って聞けるように勉強します。

 

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